3月17日(月)2008年
いやー、春めいてきましたね! 俄然、やる気が起きます!
さて、先日「自動販売機」についてのテレビの特集を観ました。
それは、自動販売機で「これを一番に買ってもらいたい」という商品は、自動販売機の陳列のどの位置に並べられるのか、というものでした。
その答えは、「一番左」でした。
何人かの被験者に対し実験していましたが、そのほとんどの人は横一列に陳列されている商品に対して、左から右に視線を動かしていきました。
なぜ、多くの人は左から右に視線を移すのかといえば、それは日本語の書き方にあるようです。日本語を横書きで書く場合、左から右に文字を書きます。ですから、私たち日本人は自然と無意識のうちに一番左にあるものを注視してしまうようです。
ところで、学生時代にアルバイトをしていたコンビニエンスストアの店長に「ゴールデンゾーン」という陳列方法を教えてもらったことがあります。
それは、売れ筋の商品は「“腰の位置”に陳列しろ」というものでした。
目の高さではなく、握手をするくらいの位置。この位置こそが商品が一番手にとられやすいホットスポットなのだということです。
おにぎりやパン、牛乳といった消費期限の短い商品については、「売れ残り=廃棄」となってしまいますから、こまめに陳列棚の状況を観察し、売れ残りそうなものをゴールデンゾーンに再陳列するよう、店長にはいわれていました。
なお、記憶があいまいなのですが、このとき店長からは、「売りたい商品は右側に配置しろ」ともいわれていたような気がします。
それは、ほとんどの日本人が右利きだからで、利き手側にある商品ほど手にとられやすいから、といった理由ではなかったかと思います。
なにしろ十何年も前のことなので私の記憶が間違ってしまっているのかもしれませんが、自動販売機とコンビニの左右の陳列のノウハウは各々違っているのでしょうか?
詳しい方がいらっしゃいましたら、ぜひ、お教えください
さて、「ゴールデンゾーン」ということですが、私はハウスクリーニングに置き換えてもこのゴールデンゾーンがあると思うのです。
ですがこれについては、文章がちょっと長くなってしまいそうなので次回にゆずらせていただきますね!