12月7日(金)2007年
いよいよ師走ですね。12月は本当に、あっという間に毎日が過ぎていきます…。
先日、自宅のベランダ掃除をしました。
ホウキで掃いて、デッキブラシをかけて、水で流して、スッキリきれいになりました。
このとき、物干し竿が真っ黒になっていることに気づきました。
普段はハンガーや洗濯バサミをぶら下げるのみで、物干し竿に直接洗濯物をかけたりしないものですから、こんなに汚れていたとは、ちょっと驚きました。
そこでとっさに思ったのが、「新品の物干し竿を買って、この汚れたのは捨ててしまおう」ということです。
しかし、次にこう思いました。
捨てるにしても、一般のゴミ収集では無理だろうし、どこに捨てたらいいのだろう?
さいたま市では燃えないゴミの収集規定サイズがタテ・ヨコ90センチ以内と決まっています。
焼却所に持っていくとしても、その長さのため車に積めません…。
しばらく考えたあげく、足元にあったデッキブラシに洗剤をつけて物干し竿をこすってみました。
すると「落ちない」と思い込んでいた真っ黒な汚れが洗剤に溶けて黒い雫となってポタポタ落ちていきます。水で流すと、本来の物干し竿の色が汚れの下から現れました。
爽やかな青色です。
新品のようにはキレイになりませんでしたが、洗い上げた物干し竿を吊るすと爽快な気分でした。
結果的に買ったり、捨てたりする手間がはぶけましたし、そのためのお金を使わずに済みました。なにより、気分がいい、というのが掃除をした自分へのご褒美になりました。
「落ちない」と思い込んでいた汚れも、トライしてみないとわからないものですね。
いい教訓になりました。