10月25日(水)2007年
涼しくなってきました。朝晩が冷え込みますね。皆様、カゼなどひかれていませんか?
さて、以前テレビを見ていて知ったのですが、「ブロークンウィンドウ理論」ってご存知ですか?
例えば、ある建物の窓ガラスが割れていて、それを何もしないまま放置しておくとします。そうすると、「この建物には誰も注意を払っていない」というふうに意識づけされ、やがて他の窓も壊されていく、というものです(フリー百科事典『ウィキペディア』を参照)。
環境犯罪学の考え方のようですが、この現象って確かにあります。
最近私が実感したのは、駐車場の草取りをしていたときです。
例えば、車のタイヤが隠れてしまうくらいに雑草が生い茂っているところ。こういったところの除草作業をしていると、雑草にかくれてたくさんのゴミがでてきます。タバコの吸殻、空き缶・ペットボトル、傘…。珍しいものでは、なにかの球根。しかも見事に(?)芽吹いていたりします。
きっと「この雑草のなかならばゴミを捨ててもだいじょうぶ。まわりから見えはしないし、すでにゴミが散乱しているのだから一つや二つゴミが増えたところでどうってことない」といったような心理を働かせてしまうのでしょう。
小学校の頃はよく「整理・整頓」と先生にいわれましたが(いや、叱られましたが)、身のまわりをキチンとしておくことって大切ですね。
まずは、机の周辺を「整理・整頓」することからはじめていこうと思います。

【写真】草が伸び放題になっている駐車場。ゴミ捨て場と化しています。